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LED照明でどう変わる?
総務の田中です
前回のブログで予告しましたとおり、今回は『LED照明』について書きたいと思います。
先日、当社ビルの照明をLEDに交換し、それに伴う電気工事も完了しました。
写真①・・・ビル出入口の投光器
写真②・・・1Fエントランス
写真③・・・4F事務所
なぜLED照明にしたのか
LEDに取り替えることで、どのような効果をもたらすのか
メリット・デメリットも含め、簡単に書かせていただきます。
そもそも『LED』とは・・・
Light(光る)、Emitting(出す)、Diode(半導体)の略で、電気を流すと発光する半導体のことです。
LED照明は、この半導体の発光特性を使って作られた新しい照明のことです。
このLEDがもたらす大きな効果として以下のことが挙げられます。
「環境負荷削減効果」
毎日使用する照明を、環境負荷の少ないLEDに取り替えることで、CO2の排出量を削減できます。
また、従来の蛍光灯と違い、水銀をいっさい使用していません。
環境に優しいエコに貢献
「省エネ効果」
白熱灯や蛍光灯などの従来品に比べ、消費電力が大幅に削減(白熱電球の約1/8)されます。
さらに、約40,000時間の長寿命なので、1日10時間使ったとしても約10年間に1回の交換ですみます。
電気料金もお得に
当社での消費電力を従来のものとLEDとで比較してみたところ・・・
事務所・・・40W(蛍光灯)⇒24W(LED) 約40%減
ビル出入口の柱の投光器・・・500W(水銀灯)⇒130W(LED) 約74%減
当社の電気料金から、業者の方が試算してみたところ・・・
4F事務所・・・・・297,657円減(年間)
3F事務所など・・・104,504円減(年間)
という結果でした。
これだけを見ると、良いことばかりと思いますが、もちろんデメリットもあります
上記のことも含めて、メリット・デメリットを簡単にまとめてみました。
【メリット】
電力消費量が少ない。
CO2排出量が少ない。
寿命が長い。
水銀を使用していない。
赤外線(熱線)、紫外線の放射が少ない。
気温が低くても発光効率が低下しない。
振動や衝撃に強い。
即応性に優れている。(点滅応答速度:白熱電球の1,000倍)
【デメリット】
価格が高い。(電球型だと白熱電球の約4倍)
電球タイプは重い。
光に指向性がある。(全体的に照らす光ではなく、方向により光が集中するため、部分的に暗く感じることもある)
デメリットで気になるのは価格ですが、3~4年程で元が取れるので、寿命の長さを考えると、将来的にも経費削減になります
ちなみに当社は、RICOH製のLED照明を使用していますが、5年保証がついており、その点も安心できます。
総合的に考えると、メリットの方がはるかに大きいと感じます。
以上がLEDのもたらす効果です。それと同時に、当社がLEDに取り替えた理由でもあります。
余談になりますが、LEDといえば皆さま記憶に新しいと思いますが、「青色LED」の発明で3名の日本人の方が、2014年度のノーベル物理学賞を受賞されました
青色LED自体はもっと前に発明されていたのですが、今回のポイントは「少ない電力で明るく青色に光る発光ダイオード(LED)の発明と、実用化に貢献した業績」を認められての受賞でした。
実際に私たちの生活の中で、「照明」や、「液晶のディスプレイ」、「イルミネーション」など様々なところで使用されています。
赤や緑はすでに開発されていましたが、青色の開発は難しいと言われていて、そのためLEDの色も限定されていましたが、青色が開発されたことによって『光の3原色』が揃い、様々な色の光を作り出せるようになりました。
そこに日本の強みである高い材料技術などが加わって、ディスプレイのフルカラー表示や電子機器の軽量化・小型化が可能となり、デジタル時代の幕開けへとつながりました。
この青色LEDが発明されなければ、現在のスマートフォンの普及も遅れていたであろうと言われています
また、3原色を混ぜて自然光に近い白色光も再現できるようになり、省エネ照明として家庭にも浸透し始めました。
電気工事業者さんによると、この受賞の影響で、LED関連の商品が大変売れているようで、品薄になった商品もあり、入手困難な場合もあるようです。
この先、益々LED化が進んでいけば、地球温暖化を防ぐ切り札のひとつとなります。
当社も、こういったところから環境負荷の削減に努めていきたいと思います。